joyballonline.tv

joyballonline.tv

スターシップ・オペレーターズ #1


脚本:富沢義彦
絵コンテ:渡部高志
演出:浅見松雄
作監和田崇
総作監和田崇/田中基樹
レイアウト:松田宗一郎
 
「角川ン周年記念」だとか。そこで水野良センセの出番ですよ。ロードス島戦記。あ、GAもか。
さて、1991年の湾岸戦争以降に定着した、映像メディア+戦争という図式。戦場にカメラが持ち込まれ、臨場感を持った映像を伴った報道はある種のエンターテイメントではないかと思われるほどのインパクトがあったことを覚えております。空襲を体験できちゃうんですから。まさにゲーム感覚です。
というところを題材にし、軍の予科生が、訓練中に新鋭宇宙戦艦を奪って(正確には買い取ったため犯罪ではないっぽい)祖国に対し宣戦してきた国と孤独な戦いを始める。
スポンサーには「スターシップチャンネル」というTV局がつき、戦争を艦の中から報道できる権利を担保に資金供与する。こんなところから始まります。
つまり、このスターシップチャンネルとは湾岸戦争におけるCNN、イラク戦争におけるアルジャジーラみたいなもので、CNNもアルジャジーラもこれを機に一気にワールドワイドに知名度をあげ、メディアとしてのし上がったような気がします。つまり、TV局にも利害の一致があるわけですな。
 
そして、主人公の典型的なキャラ付け。

  1. 戦いは嫌いだが、潜在能力抜群(コレ大事)
  2. 周りに流されて戦いに身を投じる(周りにはいくさ好きがいる)
  3. そのため、いまいちなんで主人公が戦っているのかよくわからない。
    1. 極論すれば、戦わなかったら話が終わっちゃうので、とりあえず。
  4. でも主人公以外はちゃんと戦う理由があったりする

 
で、一体伊藤静演じるこの主人公はなぜ戦っているのか? =>惰性
あともうちょっと戦闘シーンが面白くなればよいですね。これからに期待しましょう。
 
キャスト的には、また能登麻美子が一瞬だけど光ってた(訓練中、タカイに話し掛けたみたいなことをいう場面)。能登かわいいよ能登
しかし驚くは川澄綾子でしょう。一体トップ声優となって何年経つのかわかりませんが、いまだに出演本数は止まる所を知らず。モンスターですよ。今回も資金はスターシップチャンネル、政治的なよりどころとして元大統領?を迎えようとしますが(8月の新政府みたいな独立国家でも作る気か?)、その元大統領の血縁者の役を熱演してます。
あとはメガネ娘@荒鷲ですかね。まあ、荒鷲はまともな役やるとむしろ気色悪いので、まほらばのめぐちゃんの方が役的に会っている気はするが。