舞HiME #14

脚本：吉野弘幸
絵コンテ：須永司
演出：菱川直樹
作監：竹内浩志（キャラ）／川原智弘（メカ）
　　　
スターシップ・オペレーターズもそうですが、主人公の行動原理のキャラ付けとしては、やる気の無い若者世代の世相を反映してか、あまり強い信念や意志を持って戦いに参画せず、とりあえず流れで、というのが流行？などと考えることが多いのです。主人公の成長を描くためにはそういう設定がやりやすいし、視聴者の（おそらくは）若者に「葛藤して、悩んで、喪前らも成長しろよ！」と伝えたい、というのもあるのですかねぇ。伝わりませんかそうですか。
　
さて、アリッサ＠みやむーにより、軍に占拠されてしまう風華学園。私設軍隊を使い徹底的に占拠及び拘束をやるか、、、と思って見ていましたが、最終的にはコレぐらいはやらないと、話に面白みが欠けるかな？あまり手ぬるいと、HiME数人でカタつくからね。しかしなぜ、アリッサは北欧神話の話（ヴァルハラとかエインフェリアとか）をしながら、自分のチャイルドらしきサテライトキャノンのことはアルテミスと呼びますか・・・・統一して。
　　
途中、HiMEのことを楯＠関智に話そうとするけど、「すごい能力を持ってる」くらいで、簡単に終了。納得するか？これまでの積上げがあるからいいのかね。ここはもう少し時間をかけてほすかったな。成長物語でしょ！と決め付けてみる。
　
あと、学校の地下に秘密基地らしきものってのもお決まりのパターンで、空に上ぼるんだよ的に、秘密兵器でもあれば最高です。
これまでの下降気味だった展開を一掃し、面白くなってきた。これに弟くん＠高橋裕吾がしっかり絡めばゆうことなし。舞衣＠中原麻衣の成長を語る上で外せない伏線です。ちゃんと遥＠柚木涼香のお笑いネタ（装甲車に蹴り、持病の癪が）も仕込んでるし。面目躍如です。
ということで、HiME全員集合でVSアリッサ・深優戦もクライマックスか？